「氷蓄熱式空調システム」とは電力需要の少ない深夜の電力を使って氷を作り、営業時間中の館内冷房に利用することで、電力需要の多い日中の消費電力を削減するというものです。


東日本大震災において原子力発電所が被災し、当時、計画停電が実施されました。そのとき私たちは改めて節電、特に夏の日中での節電を意識したのではないでしょうか。その節電に寄与するのが「氷蓄熱式空調システム」です。

玉川高島屋S・Cでは、東日本大震災以前の2001年から「氷蓄熱式空調システム」を採用しています。当時、氷蓄熱式空調システム以外にも空調システムの提案があったのですが、サステナブルな街づくりを実現させるため、氷蓄熱式空調システムを採用しました。これにより、夏の最大電力を約20%※低減しており、限りある日本の電力供給を逼迫させないように社会貢献しています。

電力供給を逼迫させないためには、前提として消費電力そのものを小さくする必要があります。玉川高島屋S・Cは、“無駄を無くして効率良く”というサステナブルな視点で今後も省エネルギー化を推進していきます。

※ 2020年実績による試算値